道~プロフェッショナル

井上尚弥が出演した、企画番組『プロフェッショナル仕事の流儀』を最近、観賞した。

井上尚也が、具体的にどんな練習し何を感じているのかが、リアルタイムに分かる凝縮された実録であった。

彼は、「プロフェッショナルとは何か?」について、こう述べている。

プロフェッショナルとは、
自分の極めた決めた道でその力を見せる。力だけを見せる。
ボクシングだけでファンを引き寄せる。

この企画番組では、
「プロフェッショナルとは、何か?」について、今までに偉大な実績を残している16人の人物が出演した。
彼らは、下記6つの視点から述べていた。

「専門性」
「継続力」
「目的達成すること」
「期待に応えること」
「努力を惜しまないこと」
「柔軟性」

・プロフェッショナルとは、
輝ける場所を自分で作れる人
(プロボクサー 山中慎介)→専門性

・プロフェッショナルとは、
ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残す人(イチロー)→期待に応える事

・プロフェッショナルとは、

型をもって、型にこだわらない人(白鵬)→柔軟性

・プロフェッショナルとは、
自分が何もわかっていないということをわかっている人(研究者 山中伸弥
→柔軟性

ところでプロフェッショナルとは、どういう意味なのか?

辞書には、下記記載がされている。
「主たる収入を得るために特定の分野に従事している(人)」。

プロフェッショナルとは、一言で定義すると・・・・・

「高度な知識と技術によって、クライアントの依頼事項を適えるインディペンデントな職業」

プロ」の定義とは何か。その道でメシを食べることが出来ていることがプロならば、食べれなくなれば「プロ」ではなくなる。

プロフェッショナルとは、仕事の道を極める生き方である。
仕事をしているとき、仕事していない時にも、常に「道」のための自己研鑽に努め、高い意識を持って生活している。

どんな仕事でも、「道」として極めることを考えるとプロフェッショナルでいるための課題が見えてくる。
プロフェッショナルとは、仕事道を極めていく事なのである。!

私は、特に出演する名声も立場もない普通のおじさんだが、(笑)、自分なりに「プロフェッショナルとは?」という問いに答えてみたい。

「その道を道として究めながら、その道で飯を食べていく人」

では、プロフェッショナルになるには、どうすれば良いのか?

①:自分の得意分野を見つける

プロフェッショナルは、その分野では誰にも負けない高度な知識・技能をもっているからこそ、プロフェッショナルとして周囲から認めてもらえる。
プロフェッショナルを目指すなら、なるべく早く自分の得意分野を見極め、その分野で必死に仕事をする必要がある。


②:常に最高の結果を追求する

いつでもどんなときでも、常に最高の結果を出すように努力するのがプロフェッショナルである。
すべての仕事に手を抜かず、ほかの誰にもできない世界で一番の結果を目指す。自分の知識と技術で世界最高水準を追い求める。それがプロフェッショナルである。

③:自分がすべての責任を負う覚悟を持つ

真のプロフェッショナルは、一度引き受けた仕事は最後まで責任を持ってやり遂げなければならない。
成功も失敗もすべて自分の責任と覚悟を決めて、すべての仕事に臨まねばならかい

家康も、プロフェッショナルを目指していた。あらゆる分野のプロフェッショナルを徳川軍団に雇い続けた。
自分より優れたプロフェッショナルから学びとりながら、自身もプロフェッショナルを目指していた。だからこそ、あらゆる分野の多数あるプロフェッショナルが、家康に親密感を感じ、徳川家臣となっていった。徳川軍団がプロフェッショナルの集まりだからこそ、秀吉死後、容易く、関ヶ原の戦いで天下統一出来、長きに渡る天下泰平を築けたのである。