慎重型で最後に勝つのが一番重要【静かな人の戦略】

『静かな人の戦略書』ダイヤモンド社~ジル・チャン著を、今回読破してみた。

 

外交的な人は、人生での成功者であり、内向的な人は、人生での失敗者だから外交型が一番と、社会や世間では言われている


外交的な人は、世渡りが上手く、内向的な人は、人間関係が下手だから世渡りが下手と言われている。

 

 

 

一方、内向的な人は、慎重型(正確なデータで判断)と言われている。常に問題の本質に迫るべく、じっくり考え、データや分析を重要視する。論理的で細部に拘るし、特に、下記能力が外交的な人より、卓越している。

・聞く力

・観察眼

・戦略的思考

・質の追求

・慎重、準備力

以上が、メリットと言えよう。

 


この書籍には、静かな人のメリットと強調している。

①情報集めと練習がモノを言う
②広く浅くより狭く深くが一番、分析能力が高い
③勝敗は始まる前に決している。
常に先を見越して計画し、戦略を立てるのが得意
④表面より本質を重視。深く考えることが可能。危険を回避し、エネルギーを節約し、失敗を減らす為の生存戦略を身につけている
⑤本当の自分を見失わず、自分らしくあること。自分を知り、自分の特徴を生かす
⑥聞く力があり、的を得た思慮深い受け答えが可能。顧客の真のニーズに注意を払う
⑦あらゆる側面を考慮してから行動
⑧用心深く慎重
⑨準備力~準備して先手を打つ 
入念に準備する
⑩思いやりと共感にあふれている為、相手の感情を理解できる場合が多く、深い関係を築ける
⑪傾聴と戦略的思考を駆使


私は、やはり、リスクを恐れる。

慎重型(正確なデータで判断)こそが、一番重要なのである。

常に問題の本質に迫るべく、じっくり考え、データや分析を重視することが、一番重要なのである。

 

再度繰り返し述べるが、メリットがデメリットであったり、デメリットがメリットになることがある。


自分自身を理解し、それに縛られないこと
自身をよく知ることが、自身の限界を意識的に越えられる。内向的、外交型と言うレッテルで自身の可能性を狭めないことが一番重要と言えよう。

 


家康も、慎重型だからこそ、天下統一出来、300年を渡る長期政権を維持出来たのである。