【セルフブランド】(自身の商品価値)

今回、【50歳からの幸せな独立戦略】前川孝雄著PHPビジネス新書を読破した。

シニアになれば再雇用されても「終わった人」扱いとなり、給与ダウンされ、単なる日銭稼ぎになる。

 個人事業主として、独立し雇用されない職業人生を歩み、老後資金を稼ぎたく思い、この書籍を購読してみた。

 この書籍を読破し、私が独立出来るかどうか?の結論は出てないが、私の持論は、下記の通りである。

 

・金は簡単には稼げない‼️

・【セルフブランド】が重要。

独立開業するならば、ゼロから顧客基盤を作り、売り上げ拡大の努力と工夫をしなければ稼いでいくことすら難しい・

・シニア雇用とは終わった人扱いであり、日銭稼ぎとなる。

 

 この書籍には、下記内容が記載されていた。

(1)1人会社を造り、ローリスク独立をする。
(2)会社にしがみつく事自体がリスクの時代となる。コロナショックでリストラが開始されている
(3)豊富な実績があり市場価値が高い人材なら、リストラ対象とされる確率が低い
(4)独立するには、とにかくやってみるリスクテイク思考である
(5)独立したら、ソリの合わない上司の下で苦労する必要なし。働き方も仕事内容も働く場所も自分で決められる。
(6)会社内での評価=自分自身の実力とは限らない。
(7)個人の評価に影響するのは、仕事の成果よりも上司との関係性である
(8)会社に依存せずとも食べていける能力を持つこと
(9)独立には、フリーランスや業務委託も含まれる。
(10)事業計画より、目の前のお客様のニーズに応える事に、集中する事
(11)自身の経験やスキルが活かせる領域で、スモールビジネスを展開すれば、リスクは大幅に抑えられる。
(12)自身のキャリアで重視すべきは、「自身が何をやりたいか?」である。
(13)FA独立が一番!フリーエージェント独立が一番!身の丈にあった事業で身の丈にあった規模での展開は、リスクを大幅に回避出来る
(14)会社に依存しない働き方を実現が大事
(15)経験知を基に講演、研修、セミナー講師といFAフリーエージェント独立スタイルあり
(16)自身の専門性を看板として揚げ、それを接点にお客様との関係を作っていくことがFA独立の第一歩である
(17)自身の人生を賭けて成し遂げたい後半のミッションビジョンを定めること
(18【セルフブランド】←セルフブランディングの言葉の意味は、簡単で文字通り、Self(=自己)をBranding(ブランド化)する方法→まず、自分がどういう人にとってのブランドになりたいのかを決める必要
(19)会社から給料を貰うのでなく、顧客から報酬を稼ぐのが第二の人生

 

要するに、独立するには、野球選手みたいなFAフリーエージェントになるべきであることが、強調されていた。

FAフリーエージェントは、正直、難しい。かなりの知見、能力、経験がなければ、不可能に近い。

 結果として、シニア雇用は不遇な扱いだが、独立も困難だが、FAフリーエージェントされる位の専門性を、持つべく努力経験を積み重ねていくしかなかろう。

 家康の場合、その方面で努力経験を積み重ねてきたあらゆる専門家を徳川配下にし、そのスペシャリストを集団化させた。だから、秀吉死後、いとも容易く、関ヶ原の戦いで天下獲得、天下統一出来たのである。