諦めなければ道は開けてくる

2020年の年末は、コロナ感染者が1338人と報道された。コロナ感染爆発状況の中で、今回毎年年末に、格闘技試合が開催された。
昨年末は、6チャンネルTBSではボクシングが、8チャンネルフジテレビではRAIZINが、放映されていた。


まず、ボクシングに関して、私なりのコメントをしてみたい。
田中のハンドスピードに対して、井岡は、バックステップしながらサイドに横に逃げる。
田中の打ち終わりに合わせて、井岡はパンチをドンピシャと打つ。井岡は、攻める時は接近戦インファイターで、離れる時は足を使ってのアウトボクシングをしていた。
最後は、左アッパーでKO勝利だ。
田中の打ち終わりを井岡が狙い打ちしたのが、勝利の原因と見る。
最初はストレートジャブ、そして左フック、最後は左アッパーである。


対戦相手をよく研究しながら、臨機応変に相手の得意分野をさせなかったことが、勝因だろう。


次に、比嘉は、ストロング小林に対して、彼のガードの僅かな隙間を、縦拳で二回アッパーしてKO勝利した。
一発一発に気合いを入れたパンチを比嘉はしており、あんなに力強いパンチばかりでは、正直、疲れバテてて負けるかもとも思った。
見事な勝利である。
左のダブルが得意な比嘉だが、やはり、ハードパンチャーとしての得意分野を活かせたのが、勝因だろう。


最後に、RAIZINライジンは、面白くなかった。
山本美憂は浜崎にあっさり力負けだ。
総合格闘技がメインなのに、ボクシング試合なんかをやっていた。しかも、3ラウンドまでしか試合されず、格闘技ファンとして格闘技を楽しむにしては、試合時間が短すぎた。


以上である。


とにかく、私は、格闘技が好きである。


なせ格闘技が好きなのか?その理由は昨年末、ムエタイ選手に判定勝利した那須川天心の発した言葉に集約出来る。


【皆様、誰もが戦っていると思います。格闘技に限らず、戦っていくことが一番重要なんです!】


諦めなければ道は開けてくる。


家康の人生は、正に諦めなかったからこそ、開けた道なのである。


家康が誕生した頃、今川家と織田家の板挟みである小国大名であった。実力がないため、幼少時代は、織田家の人質となり、今川家の人質となった。成人してから、今川義元の配下となり、今川を裏切ってから織田信長の配下となり、最後に豊臣秀吉の傘下となり、関東地方に配置変えされた。しかし、彼は、諦めずに実力を高めていった。


諦めなければ道は開けてくる。


だからこそ、秀吉死後、日本を二分割した関ヶ原の戦いでいとも容易く、圧倒的勝利を治めたのである。


復唱するが
諦めなければ道は開けてくる。
格闘技に限らず、戦っていくことが一番重要なのである。